バルセロナ出産記⑦

 出産自体がラクだったのに加え、子供の様子も正反対。出てきた直後から、ずーっとずっととにかく泣いて泣いて泣きまくっていた息子とは正反対に、娘は最初に「ほにゃあ。」と一言泣いて、あとはずーっとずっとひたすら寝ている。息子のときは、まだ出ないおっぱいにしつこく吸い付いては出ないと泣き、泣くからまた吸わせ、また吸っても出ないと泣き…、その繰り返しでお互い寝ずの初夜(?)を過ごしたのに、娘はちょっと吸い付いてみて、「あれ?まだ出ないのね。」とわかるのか?「じゃあ、いらなーい。」とばかりさっさとあきらめたようにすやすや寝る。「こんな子だったら何人でも育てられるなー。」なんて思いながら私もグースカ寝る。時々、「きゅううう。」とか、「くぅーん。」とか、犬の赤ちゃんみたいな小さな声を出すので、「起きる?泣く?」とドキドキしながらそっとコットを数回揺らせば、またスヤスヤ…。あぁ、息子のときは、こんな赤ちゃんのママが心底羨ましかったなぁ…(笑)。

 バルセロナに引っ越してきてすぐの突然の妊娠。羊水検査に切迫流産、前置胎盤、絶対安静、、、とフルコースで?!いろいろあったけど、結局すべての問題が解決し、最終的には何事もなくスムーズなお産になった。これはEpiduralの効用も大きいけど、ここまで支えてくれた夫、家族、友人のおかげ。そして何よりも、「この子のためにも頑張らなくては。」と前向きになれたのは息子がいたから。

 精神的にも肉体的にも大変なことばかりの36週間だったけれど、それに耐えたご褒美のような出産だった。支えてくれたみんなにありがとう。一緒にがんばってくれた娘にありがとう。これからも、家族みんなが元気でがんばっていけますように。(おしまい)

                             2009年8月12日(出産翌日) 22時30分 
                               Centro Medico Teknon 277号室にて
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by septfilles2 | 2009-08-15 20:11 | 出産記  

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