バルセロナ出産記⑥

 その後、ようやく息子と母の待つ病室へ。AM8:00.外はもう明るい。一足先に病室に戻った夫に抱っこされて、私と赤ちゃんを見下ろす息子。「ママ、ママ!」と喜んだ次の瞬間、妹を見つけて目が点になっている!「なんだこいつ!?」って顔。警戒しているような、怖がっているような、なんともいえず複雑な表情…。

 それとは対照的に、母は疲れ切った顔。娘のことを案じながら、孫の相手でさぞかし大変だっただろう。「お母さん、大丈夫だった?」と聞くと、「待ってる身には長かった。」と一言。普段は絶対にネガティブなことは言わない人だから、「全然。大丈夫!」と返ってくるものとばかり思っていたので、その言葉は意外で、重かった。

 その後、夫、息子、母の3人はいったん家に帰り、私は病室で休んだ。前日の夕方5時以降なにも食べていないのでとにかくお腹がすいている。2時のランチまで待てなかったので、何かちょうだいと頼んで、運ばれてきたTostada(甘くないラスクみたいなの)をバリバリ食べる。

 その間にも、ナースが入れ替わり立ち替わり入ってきて、下半身を洗ってくれたり、下着を替えてくれたり、パジャマに着替えさせてくれたり、至れり尽くせり。このままランチまで横になっていてね、と言われる。ああー、ラクチン。
 産んだ後、血だらけのまま「自分でシャワー浴びておいでー!」と言われたイギリスをまた思い出す。あっちが最初でまだ良かった。こっちが最初だったら絶対に耐えられなかっただろう。
 こんなのもう二度とイヤ、出産なんて絶対ごめん!!と思ったイギリス。今回は、「こんなにラクなら、明日にでもまたやってもいいよ。」という気分!
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by septfilles2 | 2009-08-15 19:14 | 出産記  

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