バルセロナ出産記①

 2009年8月10日、37週1日目の夜、9時過ぎから15分おきの陣痛。3日前からおしるしもあったので(前回はなかった)「いよいよ?」と病院に電話。症状を伝えたら、住所を聞かれた。ごく近所だからか?「じゃあ、10分おきになったらまた電話下さい。」との指示。
 それから諸もろの準備をしたり、息子(以後U)の寝かしつけをしたりしているうちに、あれ?陣痛は不規則に・・・。20分あいたかと思えば、5分できたり、その後は30分だったり・・・。「うーん、単なる前駆だったか。」と、とりあえずその夜は寝ることにする。そわそわと準備していた夫と母は拍子抜け。
 ところが、その夜中、規則的なのがやっぱりきた。痛くて寝ていられない。時計はAM2時。7~8分おき。「これはたぶん確実」と直感して、いびきをかいてる夫を起こす。「やっぱり今日行くよ!」。そして病院に再度電話。・・・誰も出ない・・・。「さすが!」と思いながら、もう直接行っちゃうことにする。自分の荷物、赤ちゃんの荷物、Uのおもちゃ、U用のポータブルDVD、ソフト数枚、おやつ。(ほとんどがUのもの!)熟睡していたUはパパが抱っこして、母も一緒に4人で車に乗って病院へ。AM3時近く。

 病院のUrgencias(緊急)には守衛のようなおじさんがひとり。つたないスペイン語で「私は37週目に入ったばかりの妊婦で、名前は●●、主治医はXX先生、いま7~8分おきに陣痛がきていて…。」と伝えると、「OK, Sala de Partos(分娩室)に連絡しますね。」といって取り次いでくれた。そのおじさんに先導されて、長い長い廊下を歩いてSala de Partosへ。途中でお腹が痛くなるので何度か立ち止まる。波が去ったらスタスタ、痛みがきたら壁に手をついてフーフー、、、それを何度か繰り返してSala de Partosに着くと、中はさらにSala de Dilalatesと産む部屋に分れていて、「ここから先は、本人と付き添いひとりまでです。」と助産婦。その頃にはすっかり目覚めちゃっていた息子も含め、皆で「どうする?」と顔を見合わせる。

 私が産んでいる間に、入院の手続き、デポジットの支払いなど、もろもろ事務処理も必要。その間、Uのことは誰が見てる?…で、結局、Sala de Partosには私ひとりで行くことに。初産だったらさぞ不安だっただろうけど、2度目だし、自分のことより気になるのは息子のこと。パパとおばあちゃん、ふたりがついていてくれればそのほうが私も安心だ。(続く)
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by septfilles2 | 2009-08-15 01:38 | 出産記  

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